毎年3月になると卒業式帰りの学生さんを見かけて「ああ、もう春だなあ」と思いに浸り、自分の学生時代に想いを馳せ季節を感じたり、思い出の1ページを振り返ることも多いですよね。卒業生が抱えているバッグや大きな紙袋には卒業証書と一緒に卒業記念品が入っています。学校から生徒への卒業記念品もさることながら部活動の後輩から、親御さんから、同級生から色々な卒業記念品と思い出がたくさん詰まっています。そんな卒業記念品もインターネットやスマートフォンの普及とともに、昨今では大きく様変わりしてきました。以前のような真面目で地域の業者さんやファンシーショップ、雑貨屋さんで購入したもの以外にも多くのグッズを手に入れることができるようになりました。今、人気の卒業記念品を紹介していきます。
過去の人気卒業記念品
令和になって卒業記念品が大きく様変わりしていますが、過去人気のあった記念品を見てみましょう。昭和の大学などでは、学校とのつながりが現代よりも濃かったのでしょう。大学の校舎を模したようなどデカい印鑑や、記念の腕時計、メダル、さらには、大人の象徴とでもいうべきでしょうか、万年筆なども人気があったようです。さらに卒業記念と文字の書かれたお皿など、今よりも実用性という面では低いかもしれませんが、記念品らしいものが選ばれていたようです。その当 時は、あまり重要性や実用性が低かったものでも、箪笥の中で眠っていて後で大人になってみる と感慨深くなるようなものも多かったのでしょうね。卒業記念品も飾る時代から使う時代になっていったのだと思います。今の小学校からの卒業記念品は、印鑑と目覚まし時計なども一般的に多いものだと思います。令和では、その実用性がさらに高まり、個人に重きを置いているものが 人気のようです。文字だけでなく、写真や、自分たちのデザインなども利用して様々な卒業記念品が溢れてきています。
人気の価格帯
卒業記念品として人気の一般的な価格としては、2,000円から5,000円程度のようです。5,000円 となるとかなり色々なものが記念品としてプレゼントすることができます。一品だけでないパター ンも多いですよね。例えば、花束やプリザーブドフラワーなどとセットにするなどです。多くの場合 は、二品以上が一般的なようです。
1,000円以内で人気の卒業記念品
名入れなどをすると少しお高くなってしまうイメージもありますよね。でも1,000円以内でも様々な オリジナルグッズも作れます。個別で名前を入れたりすると一つ一つが高くなってしまいますが、 同じ文字を印刷する、印刷範囲を小さくするなどすれば充分に名入れも対応できそうです。 1,000円以内であれば、ボールペン、蛍光ペンセット、オリジナル缶バッジ、名入れキーホルダー 時計付きのフォトフレームまで探せばあります。そして、最も、お得に卒業記念品を探したい人 は、セール品を狙うことです。現在は、インターネット上に様々な記念品やノベルティグッズの専 門サイトがあります。その中でもたまにセールを行っているので、早いシーズンからチェックしてお くのも一つの手かもしれません。そして、時期を早く注文すれば安くなるというサイトもあったりし ます。早めに行動してどんどん注文していくことでお得に記念品を揃えていくこともできるかもしれ ません。
2,000円以上で人気の卒業記念品
卒業記念品に2,000円以上となるとかなり色々なものがプレゼントできそうです。オリジナルのユ ニフォームを着用したクマのぬいぐるみキーホルダーや、名入れ、写真、レーザー刻印付きの時 計付きフォトフレーム、レザー素材を使用している名入れキーホルダー、ロゴや文字が刻印され たUSBメモリ、人気のボトルマグにオリジナルのイラストやデザインを施すこともできるようです。タオルなどもオリジナルデザインを前面に施した上で上質なマフラータオルなども選べます。2,000円以上となると本当に多くのものが作れます。これは全体に送るものというよりも、仲間やサークルなど、思い入れの高い友人たちや部活動の仲間と本当に大切にするように作っていくも のかもしれませんね。あとは、大学生など社会人になることを意識して本当に使用できる思い出になるものをということで選ばれているようです。
まとめ
卒業記念品はあくまでも記念品なので、金額ではありません。それまでの関係やこれからの人生 の応援のサポートになるようなもの、記念品を見るだけで、勇気が湧いてくるようなそんな存在になれるものであればどんなものでも問題ないと思います。オリジナルで名入れする商品なども人 気ですし、少し金額が高くなっても人とは違う個性の出るものも人気です。でも、最も大切なことは、気持ちです。記念品に込められたそれまでの数年間の思い出をとても大切に良い時間にできるようなものであると記念品としては最高の品物になるのではないでしょうか?記念品を作る方は、あまり様々なことを気にしすぎずに、色々検討してみることをお勧めします。